春のコース更新作業

コース管理から久しぶりのブログです。

気温が上がって、日中はポカポカ陽気ですね。

今日は春に行うコース更新作業に使った

バーチドレンという機械をご紹介いたします。

当コースでは、トラクターの牽引式を使用していますが

後ろから見るとこんな感じになっています。


畑や田んぼなどの農地は春先、耕運機で土をほぐして

酸素をたっぷり土の中に入れてやる作業を行いますが

ゴルフ場の場合、そうはできませんので

芝を切ったり(根切り)芝かすをかき上げたり

芝にいろいろな穴を開けたりします。

※芝の根切りをして、少しのダメージを与える事で、

発育を促進させる効果があります。

また、穴を開ける事で、芝に酸素が行き渡り易くします。

 

これらを称してエアレーションと言います。

その際に使う穴あけ機械がバーチドレンです。

作業のひとつはスパイキングといって

タインという棒状の物が高速で上下に動き

たくさん穴を開けていきます。


深さ15cm位まで土を揺さぶりほぐすことが
できます。

タインを交換する事により、色々なタイプの穴を

開ける事ができます。

穴の大きさから、深さ、形等・・・

芝のコンディションや実施時期によって

タインを選びます。

また、穴あけには筒状のカッターを差し込み

土(コア)を抜き取るコアリングという作業もあります。


お客様がこの様子を見るとびっくりされますが

芝のコンディションを維持するための大切な作業です。

 

通常、抜き取ったコアはあらためてグリーンに擦り込みますが

水はけを良くするためにコアをすべて取り除いて

新たに砂を入れる場合もあります。

 

以上、コース管理からバーチドレインのご紹介でした。

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カテゴリ: コース情報

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